2016年4月1日 Vol 289

提 供  漁船保険中央会

■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□

「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、
操業上の注意事項や国際会議の結果等をお知らせしています。

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   日・パラオ漁業協議の結果について

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今年3月9日から11日まで、東京において日本とパラオの漁業協議が開催され、

2016年漁期の入漁条件に関して合意に達しましたので今回はこれについて

お知らせいたします。

この協議は、パラオ水域内で操業する我が国かつお・まぐろ漁船の操業状況や

入漁条件等についての結果報告及び意見交換を目的としています。

今回の協議では日本側からは、花房克磨農林水産省顧問、水産庁担当官、

伊禮正勝全国近海かつお・まぐろ漁業協会副会長、本多実海外まき網漁業協会専務、

嶋本州和海外漁業協力財団事業部交流促進課長代理ほかが、パラオ側からは、

ウミー・センゲバウ天然資源・環境・観光大臣,ノア・イデオン 同大臣顧問ほかが

出席しました。

この協議では、パラオ水域における我が国漁船及び他の外国漁船の

活動状況について情報交換が行われました。

また、パラオ水域内で操業する我が国かつお・まぐろ漁船の入漁条件について

議論され、まぐろはえ縄及びかつお一本釣り漁船については、

新協定を締結しました。(期間:2016 年1 月1 日〜2019 年12 月31日)

2016年漁期の入漁料について、はえ縄は、従来の漁獲金額を基礎に入漁料を

支払う方式から、操業に必要な隻日数を入漁料として購入する方式に変更することで

合意しました。

一本釣りは、従来通りの入漁料水準を維持することで合意しました。

なお、まき網漁船については、既に昨年6月に開催された協議で、新協定を締結し

(期間:2016 年1 月1 日〜2019 年12 月31日)

2016年漁期の入漁料について合意しています。

                        水産庁国際課
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