2018年10月19日 Vol 345

提 供  日本漁船保険組合

■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□

「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や
国際会議の結果等をお知らせしています。

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日・ソロモン漁業協議および日・パプアニューギニア漁業協議の結果について

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(1)日・ソロモン漁業協議

 平成30年9月18日(火曜日)から20日(木曜日)まで、東京において、

「日ソロモン漁業協議」が開催されました。

「日ソロモン漁業協議」は、「日ソロモン漁業協定」(政府間協定)に基づき、

ソロモン水域内で操業する我が国かつお・まぐろ漁船の操業条件などについて

協議するため、毎年開催するものです。

今回の協議では日本側からは、花房 克磨(はなふさ かつま) 農林水産省顧問(代表)

一般社団法人 海外まき網漁業協会、日本かつお・まぐろ漁業協同組合、

一般社団法人 全国遠洋かつお・まぐろ漁業者協会

及び公益財団法人 海外漁業協力財団の担当者ほか、ソロモン側からは

クリスチャン・ラモファフィア 漁業海洋資源省次官 ほかが出席しました。

本協議では、

1.ソロモン水域におけるかつお・まぐろ漁船の操業状況の報告が行われ、

ソロモン水域内で操業する我が国漁船の活動について情報交換を行いました。

2.ソロモン水域内で操業する我が国かつお・まぐろ漁船の

2019年の入漁条件について議論され、我が国まき網漁船及びかつお一本釣り漁船の

操業条件について、合意しました。

また、我が国まぐろはえ縄漁船の操業条件については引き続き協議を

行うことになりました。

(2)日・パプアニューギニア漁業協議

 平成30年9月12日(水曜日)から14日(金曜日)まで、ポートモレスビー

(パプアニューギニア独立国)において、「日パプアニューギニア漁業協議」が

開催されました。

「日パプアニューギニア漁業協議」は、「日パプアニューギニア漁業協定」

(民間協定)に基づき、パプアニューギニア水域内で操業する我が国かつお

・まぐろ漁船の操業条件などについて協議するため、毎年開催するものです。

今回の協議では日本側からは、花房 克磨(はなふさ かつま) 農林水産省顧問(代表)

一般社団法人 海外まき網漁業協会、日本かつお・まぐろ漁業協同組合、

一般社団法人 全国遠洋かつお・まぐろ漁業者協会、

一般社団法人 全国近海かつお・まぐろ漁業協会及び

公益財団法人 海外漁業協力財団の担当者ほかが、パプアニューギニア側からは、

ジョン・カス 国家漁業公社総裁ほかが出席しました。

本協議では

1.パプアニューギニア水域におけるかつお・まぐろ漁船の操業状況の報告が行われ、

パプアニューギニア水域内で操業する我が国漁船の活動について情報交換を行いました。

2.パプアニューギニア水域内で操業する我が国かつお・まぐろ漁船の2019年の

入漁条件について議論され、我が国まき網漁船、まぐろはえ縄漁船について、

合意しました。

                            水産庁国際課
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