2019年3月4日 Vol 353

提 供  日本漁船保険組合

■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□

「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や
国際会議の結果等をお知らせしています。

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南東大西洋漁業機関(SEAFO) 第15回年次会合」の結果について

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今回は平成30年11月26日から30日まで、ナミビアのスワコプムンドにおいて

開催された南東大西洋漁業機関(SEAFO)第15回年次会合の結果について

お知らせします。

南東大西洋漁業機関(SEAFO)は、南東大西洋における漁業資源の保存管理を

目的とする地域漁業管理機関です。

現在、我が国を含む6カ国とEUが加盟しています。

なお、我が国の漁船は、条約水域において、メロ及びマルズワイガニを目的とした

漁業を行っており、本年は、底はえ縄漁船1隻が操業しています。

今回の会合には、日本、ナミビア、ノルウェー、アンゴラ、南アフリカ共和国及び

EUの参加があり(加盟国である韓国は欠席)、我が国からは、飯野健郎

農林水産省顧問のほか水産庁、外務省、国立研究開発法人水産研究・教育機構

国際水産資源研究所及び関連漁業団体の関係者が出席しました。

今回の会議では、条約水域における資源管理措置等について議論が行われました。

条約水域で操業する我が国漁船の関係では、メロの資源管理措置については、

平成31年(2019年)の総漁獲可能量(TAC)は275トン(前年266トン)

とすることが合意され、マルズワイガニの資源管理措置では、

平成31年(2019年)のTACは371トン(前年380トン)とすることが

合意されました。

次回年次会合は、平成31年(2019年)11月に開催される予定です。

(開催地未定)

                                 水産庁国際課

 

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