2014年11月18日 Vol 250

提 供  漁船保険中央会

■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□

「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、
操業上の注意事項や国際会議の結果等をお知らせしています。

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日・パプアニューギニア漁業協議の結果から

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去る10月20日から21日まで、パプアニューギニア独立国のポートモレスビーで

「日・パプアニューギニア漁業協議」が開催され、2015年漁期の入漁条件に関し

合意に達しました。

この協議は、パプアニューギニア水域内で操業する我が国かつお・まぐろ漁船の操業状況や

入漁条件等についての意見交換を目的としています。

今回の協議では日本側からは、花房克磨(はなふさ かつま)農林水産省顧問、水産庁担当官、

中前明(なかまえ あきら)海外まき網漁業協会会長、

村田 光範(むらた みつのり)全国遠洋かつお・まぐろ漁業者協会事務局、

納富義弘(のうとみ よしひろ)全国近海かつお・まぐろ漁業協会副会長、

嶋本州和(しまもと くにかず)海外漁業協力財団事業部交流促進課長代理ほかが、

パプアニューギニア側からはジョン・カス パプアニューギニア水産公社総裁ほかが出席しました。

本協議では、

1.我が国かつお・まぐろ漁船の入漁条件について議論され、

(ア)2015年1月1日〜2015年12月31日のまき網漁船の入漁条件について協議を行い、

操業に必要な隻日数を入漁料として購入することが合意されました。

なお、許可枠は従来通り35隻となっております。

(イ)2015年1月1日〜2015年12月31日のはえ縄漁船の入漁条件について協議を行い、

新協定を締結しました。

同水域におけるはえ縄漁船の入漁は、1987年に協定が失効して以来となります。

2.会議ではパプアニューギニア水域内における我が国かつお・まぐろ漁船の操業状況の

レビューが行われました。

                        水産庁国際課                                                                   

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