2015年9月8日 Vol 277
提 供 漁船保険中央会
■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□
「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、
操業上の注意事項や国際会議の結果等をお知らせしています。
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日・マーシャル漁業協議の結果から
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去る8月26日(水)から28日(金)まで、マーシャル諸島のマジュロにおいて、
「日・マーシャル漁業協議」が開催され、マーシャル水域で操業する我国漁船の
入漁条件等について議論されました。
今回の協議は、「日・マーシャル漁業協定」に基づき、マーシャル水域内で操業する
我国かつお・まぐろ漁船の操業状況や入漁条件等についての意見交換を
目的としています。
我国とマーシャルとの漁業関係ですが、はえ縄・釣りの民間協定が1979年
7月に発効し、1981年4月には政府間協定が発効しました。
まき網にいては、民間協定が1993年9月に発効しました。
これまで中断期間はなく、安定的な入漁関係が維持されています。
今回の協議では日本側からは、花房克磨(はなふさかつま)農林水産省顧問、
水産庁担当官、千代喜久男(ちよきくお)日本かつお・まぐろ漁業協同組合
国際部部長、村田光範(むらた みつのり)全国遠洋かつお・まぐろ漁業者協会
事務局、寺尾栄(てらお さかえ)海外まき網漁業協会参与、嶋本州和
(しまもと くにかず)海外漁業協力財団事業部交流促進課課長代理ほかが、
マーシャル側からはマイケル・コーネリアス資源開発大臣、
グレン・ジョセフ マーシャル諸島海洋資源局長、
ネイタン・ブレットフィールド司法長官が出席しました。
今回の協議では、
1.マーシャル水域内におけるかつお・まぐろ漁船の操業状況の報告が行われ、
マーシャル水域内で操業する我国漁船及び他の外国漁船の活動について情報を
交換しました。
2.マーシャル水域内で操業する我国かつお・まぐろ漁船の入漁条件について
議論され、まき網漁業、まぐろはえ縄漁業及びかつお一本釣り漁業の
2016年1月以降の入漁条件について、引き続き協議を行うこととなりました。
水産庁国際課
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