2020年1月21日 Vol 376
提 供 日本漁船保険組合
■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□
「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や
国際会議の結果等をお知らせしています。
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南東大西洋漁業機関(SEAFO)第16回年次会合の結果について
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昨年11月25日から11月28日まで、ナミビアのにおいて、「南東大西洋漁業機関
(SEAFO)第16回年次会合」が開催され、メロ及びマルズワイガニの
資源管理措置等について議論が行われました。
SEAFOは、南東大西洋における漁業資源の保存管理を目的とする地域漁業管理
機関です。毎年開催される年次会合において、総漁獲可能量等の資源管理措置が
議論されています。
この条約水域において、我が国底はえ縄漁船1隻がメロを、かにかご漁船1隻が
マルズワイガニを対象として操業しています。
会合には、日本、ナミビア、ノルウェー、アンゴラ、南アフリカ共和国が
メンバーとして参加しました(韓国及びEUは欠席)。
我が国からは、飯野 建郎(いいの けんろう)農林水産省顧問(政府代表)ほか
水産庁、外務省、国立研究開発法人 水産教育・研究機構 国際水産資源研究所及び
関係業界の関係者が出席しました。
主な会合結果は以下のとおりです。
(1)メロ及びマルズワイガニ等の資源管理
昨年開催された第15回年次会合において合意された、令和2年(2020年)のメロ及び
マルズワイガニの総漁獲可能量について、以下の通り維持することが確認されました。
(a)メロの総漁獲可能量:275トン(前年同)
(b)マルズワイガニの総漁獲可能量:371トン(前年同)
(2)その他
平成30年(2018年)10月〜令和元年(2019年)9月における各メンバーの
資源管理措置の遵守状況についてレビューが行われ、いずれのメンバーについても
非遵守は無かったことが確認されました。
(3)次回年次会合
次回年次会合は令和2年(2020年)11月にナミビアのスワコプムンドで開催予定です。
水産庁国際課
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