2022年11月16日 Vol 403
提 供 日本漁船保険組合
■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□
「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や
国際会議の結果等をお知らせしています
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南インド洋漁業協定(SIOFA)第9回締約国会合の結果について
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去る7月4日(月曜日)から7月8日(金曜日)まで、対面(レ・ユニオン(仏領))及び
ウェブ会議形式で「南インド洋漁業協定(SIOFA)第8回締約国会合」開催されましたので
その結果についてお知らせします。
南インド洋漁業協定(SIOFA)は、南インド洋の公海において、カツオ、マグロ等の高度回遊性
魚種等を除く漁業資源の管理を行う国際協定です。
メンバーは日本、中国、豪州、フランス、モーリシャス、セーシェル、クック諸島、タイ、EU及び台湾の11か国及び地域です。
我が国はこの協定水域において、遠洋底びき漁船2隻・遠洋底はえ縄漁船1隻が、キンメダイ
及びメロ等を漁獲しています。
今回の会議には、全メンバー(11か国及び地域)の参加があり、我が国からは、
野村農林水産省顧問の他、水産庁、外務省、国立研究開発法人水産研究・教育機構及び業界の
関係者が
出席しました。
会議の結果、以下の決定がなされました。
1.底魚資源の 既存漁場図(フットプリント)の継続審議
本年3月の科学委員会において作成された底魚資源の管理措置の検討の基礎となる
フットプリントを暫定的に承認し、技術的な調整等について、来年の科学委員会で
議論することとなりました。
2.浮きはえ縄船への海鳥混獲回避措置の拡大
本年の科学委員会の勧告に基づき、本協定の対象となる浮きはえ縄船に対して、
インド洋まぐろ類委員会(IOTC)と同様の海鳥混獲回避措置を導入することが合意されました。
現在は、底はえ縄船等に対してのみ、海鳥混獲回避措置が義務づけられています。
3.次回会合
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水産庁国際課
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