2023年1月13日 Vol 409
提 供 日本漁船保険組合
■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□
「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や
国際会議の結果等をお知らせしています。
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南東大西洋漁業機関(SEAFO)第19回年次会合の結果について
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昨年11月30日から12月1日まで、ナミビアにおいて、「南東大西洋漁業機関
(SEAFO)第19回年次会合」が開催され、メロ及びマルズワイガニの
資源管理措置等について議論が行われました。
SEAFOは、南東大西洋における漁業資源の保存管理を目的とする
地域漁業管理機関です。
毎年開催される年次会合において、総漁獲可能量等の資源管理措置が議論
されています。
この条約水域において、我が国底はえ縄漁船1隻がメロを、かにかご漁船1隻が
マルズワイガニを対象として操業しています。
会合には、日本、EU、韓国、ナミビア、南アフリカ共和国がメンバーとして
参加しました(アンゴラは欠席)。
我が国からは、野村 一郎(のむら いちろう)農林水産省顧問(我が国代表)他、
水産庁、国立研究開発法人水産教育・研究機構及び関係業界の関係者が
出席しました。
主な会合結果は以下のとおりです。
(1)メロ及びマルズワイガニ等の資源管理
一昨年開催された第18回年次会合において合意された現在の総漁獲可能量(TAC)
(令和4年(2022年)から令和5年(2023年)まで)について、
令和6年(2024年)まで原則維持することが確認されました。
日本船が漁獲するメロ及びマルズワイガニのTACは以下のとおりです。
(a)メロの総漁獲可能量:261トン
(b)マルズワイガニの総漁獲可能量:362トン
(2) 次回年次会合
次回年次会合は令和5年(2023年)11月にオンライン会議形式で開催予定です。
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水産庁国際課
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