2023年9月1日 Vol 420
提 供 日本漁船保険組合
■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□
「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や
国際会議の結果等をお知らせしています。
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全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)第101回年次会合の結果について
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去る8月7日(月)から11日(金)(現地時間)まで、「全米熱帯まぐろ類委員会
(IATTC)第101回年次会合」がカナダのビクトリアでweb会議と併用する形式で
行われました。
会議には、日本、米国、カナダ、EU、中国、韓国、台湾、フランス(海外領土)、
メキシコ、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、
ニカラグア、パナマ、バヌアツ、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー(20ヶ国・地域)他、
関係する国際機関、NGOの代表等が参加しました。
我が国からは、福田水産庁資源管理部参事官(我が国代表)ほか、水産庁、外務省、
関係団体等の関係者が参加しました。
会議では、太平洋クロマグロ、北太平洋ビンナガ及びメバチ・キハダの
資源管理についての議論が行われ、以下について決定されました。
(1)太平洋クロマグロ
本年7月に開催された中西部太平洋まく゛ろ類委員会(WCPFC) 北小委員会
・全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC )合同作業部会で合意された暫定的な
管理ルール(資源回復目標(初期資源量の 20%)達成後、新たな管理方式の
策定までの間に適用するもので、資源が初期資源量の20%以上に維持される範囲で、
管理措置の変更が可能)を採択。
(2)北太平洋ビンナガ
中長期的に適用される北太平洋ビンナガの管理枠組みに関する具体的な
漁獲制御ルールを含む管理方式を採択。
(3)メバチ・キハダ
現行措置(2024 年まで有効)の実施状況のレビューが行われるとともに、
まき網漁業におけるメバチ漁獲量の正確な把握のための管理プロジェクトの継続が
承認された。
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水産庁国際課
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