2023年12月18日 Vol427
提 供 日本漁船保険組合
■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□
「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や
国際会議の結果等をお知らせしています。
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南東大西洋漁業機関(SEAFO)第20回年次会合の結果について
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去る11月27日から30日まで、オンラインにおいて、「南東大西洋漁業機関(SEAFO)
第20回年次会合」が開催され、メロ及びマルズワイガニの資源管理措置等について
議論が行われました。
南東大西洋漁業機関(SEAFO)は、南東大西洋における漁業資源の保存管理を目的とする
地域漁業管理機関です。
毎年開催される年次会合において、総漁獲可能量等の資源管理措置が議論されています。
この条約水域において、我が国は底はえ縄漁船1隻がメロを、かにかご漁船1隻が
オオエンコウガニ(マルズワイガニ)を対象として操業しています。
今回の会合には、日本、アンゴラ、EU、韓国、ナミビア、南アフリカ共和国がメンバーとして
参加しました。
我が国からは、野村 一郎(のむら いちろう)農林水産省顧問(委員会議長)ほか、水産庁、
国立研究開発法人 水産教育・研究機構及び関係業界の関係者が出席しました。
主な会合の結果は以下のとおりです。
本年の科学委員会において、見直すべき根拠等が確認されない限り、現在の TAC を
令和6年(2024年)まで維持するとした昨年の合意に基づき、現在の総漁獲可能量(TAC)
(令和4年(2022年)から令和5年(2023年)まで)について、令和6年(2024年)まで維持する
ことが確認されました。日本船が漁獲するメロ及びオオエンコウガニのTACは以下のとおりです。
(a)メロの総漁獲可能量:261トン
(b)オオエンコウガニの総漁獲可能量:362トン
(2) 次回年次会合
次回年次会合は令和6年(2024年)11月にスワコムプンド(ナミビア)で開催予定です。
水産庁国際課
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