2024年10月25日 Vol442
提 供 日本漁船保険組合

■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□

「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や

国際会議の結果等をお知らせしています。

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みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)年次会合の結果について

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今回は去る10月7日から10日まで、台湾の台北において開催されたみなみまぐろ保存委員会
(CCSBT)年次会合の結果についてお知らせします。
みなみまぐろ保存委員会は、ミナミマグロの保存及び最適利用を目的として1994年に発効した
地域漁業管理機関(RFMO)で、我が国は発効当初から加盟しています。
この会合には、我が国をはじめ、豪州、ニュージーランド、韓国、インドネシア、南アフリカ
及び台湾の7か国・地域(EUは欠席)が出席し、我が国からは、川島水産庁資源管理部参事官の
他、水産庁、外務省及び業界から関係者が出席しました。
今年の年次会合では、ミナミマグロの総漁獲可能量等の保存管理措置を議論し、主な結果は
次のとおりです。

1. ミナミマグロの総漁獲可能量(TAC)
科学委員会からの勧告に従い、現在の総漁獲可能量(TAC)である20,647トンを維持する
ことで合意されました。
2.ミナミマグロの国別配分
毎漁期の国別配分は表のとおり昨年のまま維持することで合意されました。
3.次回年次会合
次回年次会合は、令和7年(2025年)10月にインドネシアで開催される予定です。

[表]2024年〜2026年における総漁獲可能量及び国別配分

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2024-26年
日本 7,295t(※1)
豪州 7,295t
韓国 1,468t
台湾 1,468t
インドネシア 1,315t
NZ 1,288t
南アフリカ 500t
EU 13t
調査漁獲枠 6t
合計 20,647t
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2021-23年(参考)
日本 6,245t(※1)
豪州 6,245t(※2)
韓国 1,257t
台湾 1,257t
インドネシア 1,095t
NZ 1,102t
南アフリカ. 428t
EU 11t
調査漁獲枠 6t
合計 17,647t
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(小数点以下第1位を四捨五入して整数で表示(※3))

※1:我が国から、インドネシアに21トン、南アフリカに27トンが毎年移譲される。
※2:豪州から、7トンがインドネシアに毎年移譲される。
※3:端数処理のため、国別配分等を合算した数値と合計は必ずしも一致しない。

 
水産庁国際課

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