2024年12月11日 Vol445
提 供 日本漁船保険組合
■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□
「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や
国際会議の結果等をお知らせしています。
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南東大西洋漁業機関(SEAFO)第21回年次会合の結果について
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SEAFOは、南東大西洋における漁業資源の保存管理を目的とする地域漁業管理機関で
あり、この条約水域において、我が国底はえ縄漁船1隻がメロを、かにかご漁船1隻がオオ
エンコウガニ(マルズワイガニ)を対象として操業しています。
昨年11月27日から28日まで、ナミビア(スワコプムンド)において、「南東大西洋漁業
機関(SEAFO)第21回年次会合」が開催され、会合には、日本、アンゴラ、EU、韓国、
ナミビア、南アフリカ共和国がメンバーとして参加しました。
我が国からは、野村 一郎(のむら いちろう)農林水産省顧問(委員会議長)ほか、
水産庁、国立研究開発法人 水産教育・研究機構及び関係業界の関係者が出席し、メロ及び
オオエンコウガニ(マルズワイガニ)等の資源管理措置等について議論が行われました。
主な会合結果は以下のとおりです。
(1)メロ及びオオエンコウガニ等の資源管理
2025年〜2026年の総漁獲可能量(TAC)に関する議論が行われ、日本船が漁獲するメロ
及びオオエンコウガニ(マルズワイガニ)の同期間のTACは、それぞれ274トン及び362
トンで合意されました。
(2)次回年次会合
令和7年(2025年)11月にオンライン形式で開催予定です。
水産庁国際課
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