2025年12月12日 Vol459
提 供 日本漁船保険組合
■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□
「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や
国際会議の結果等をお知らせしています。
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北西大西洋漁業機関(NAFO)第47回年次会合の結果について
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今年9月15日から18日まで、ハリファックス(カナダ)において開催された北西大西洋漁業機関
(NAFO)第47回年次会合の結果についてお知らせします。
北西大西洋漁業機関は、北西大西洋海域における漁業資源の長期的な保存及び持続可能な利用の
確保を目的として1979年に発効した地域漁業管理機関(RFMO)で、我が国は1980年から加盟して
います。
会議では、主にカラスガレイやアカウオなどの底魚資源の保存管理措置等について議論して
います。同会合には、我が国をはじめ、カナダ、キューバ、デンマーク(フェロー諸島及び
グリーンランド)、EU、フランス(サンピエール・ミケロン島)、アイスランド、ノルウェー、
韓国、ロシア、ウクライナ、英国及び米国の12か国・1地域が出席し、我が国からは、
森下農林水産省顧問の他、水産庁、外務省、国立研究開発法人水産研究・教育機構及び業界から
関係者が出席しました。今年の年次会合の主な結果は次のとおりです。
1.令和8年(2026年)のカラスガレイ及びアカウオの資源管理措置
カラスガレイの総漁獲可能量(TAC)は14,729トン(昨年から62トン減少)とされました。
我が国の割当量は TAC と同等の比率で削減され、1,118.8トン
(昨年から4.7トン減少)となりました。
アカウオの我が国の割当量は、460トン(昨年から90トン減少)となりました。
2.次回年次会合
令和8年(2026年)9月にリトアニアで開催される予定です。
水産庁国際課
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