2026年6月5日 Vol466
提 供 日本漁船保険組合
■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□
「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や
国際会議の結果等をお知らせしています。
*******************************************
「インド洋まぐろ類委員会(IOTC) 第30回年次会合」の結果について
*******************************************
今回は今年5月11日(月曜日)から5月15日(金曜日)まで、対面(モルディブ)および
ウェブ形式で開催された「インド洋まぐろ類委員会(IOTC)第30回年次会合」の結果について
お知らせします。
この会議ではインド洋におけるまぐろ類の保存管理措置等について議論が行われました。
会合には、加盟29カ国・地域のうち日本、中国、韓国、インドネシア、豪州、モルディブ、
南アフリカ共和国、EU等27か国・地域の参加があり、我が国からは、鈴木岳明水産庁資源
管理部国際課海外漁業協力室長、福釜知佳国際協定第2班課長補佐のほか水産庁、外務省、
国立研究開発法人水産研究・教育機構及び関連漁業団体の関係者が出席しました。
今回の会合では、キハダの国別漁獲上限について、南アフリカによる提案及びケニア・タンザ
ニア・モーリシャスによる提案の2案に基づいて議論され、南アフリカによる提案を基に、
2027年から2028年の間の改定が合意されました。我が国の同上限は現行措置と同水準の4,003
トンとなります。
また、メカジキの主要漁獲国への国別漁獲上限が新規措置として合意されました。
我が国は漁獲上限設定の対象外となります。
次回年次会合は、開催地は未定ですが令和9年(2027年)5月に開催される予定です。
【参考:キハダの管理措置】
● 総漁獲可能量(TAC)は436,867 トン(2027〜2028 年)
● 国別漁獲上限(トン)
現行の漁獲上限(2021 年決議) 新たな漁獲上限(2027, 2028 年)
中国 4,641 4,641
台湾 10,688 10,688
コモロ 5,279 6,000
EU 73,078 73,078
インド※1 - 25,000
インドネシア 45,426 45,426
イラン※1 - 42,000
日本 4,003 4,003
ケニア 3,654 6,000
韓国 9,056 9,056
モルディブ 47,195 47,195
マダガスカル※1 - 5,000
モーリシャス 10,490 0,990
オマーン※1 - 25,000※2
パキスタン 14,468 14,468
セイシェル 39,577 39,577
ソマリア※1 - 5,000
スリランカ 33,245 33,245
タンザニア 3,905 6,000
イエメン 16,474 20,500
※1:現行措置に異議申立している加盟国。
※2:オマーンは、2031年までに上記漁獲上限まで段階的に漁獲量を削減。
水産庁国際課
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)農林放送事業団
H P: http://www.agriworld.or.jp
FAX:03−6260−7618
日本漁船保険組合
H P: http://www.ghn.or.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━