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日本の農業は、どれだけの土地(とち)で、どのようなものを作っているのか。 調べてみよう。

          
土地利用(とちりよう)のようす
耕地面積(こうちめんせき)のうつりかわり
変わってきたわたしたちの食生活(しょくせいかつ)
おもな食料品の生産量 (せいさんりょう)と輸入量(ゆにゅうりょう)
日本の食生活(しょくせいかつ)と世界とのかかわり
食品(しょくひん)ロス
食育(しょくいく) 
土地利用(とちりよう)のようす
日本の面 積は3, 779万ヘクタールで、そのうちのおよそ67%が森林、原野で、農業のできる土地はわずか13%にすぎない。
日本の土地利用のようす
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耕地面積(こうちめんせき)のうつりかわり
日本の田んぼや畑の面積(耕地面積(こうちめんせき))は毎年、減りつづけ平成21年には460万ヘクタールになってしまった。
国土利用(こくどりよう)のうつりかわり
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変わってきたわたしたちの食生活(しょくせいかつ)

日本の食事は、ごはん、みそ汁、つけ物、なっとうといった食事から、パンや肉類(にくるい)を中心に、牛乳(ぎゅうにゅう)、卵(たまご)、生野菜(なまやさい)もとる食生活へと変化してきている。

食生活の変化
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おもな食料品の生産量 (せいさんりょう)と輸入量(ゆにゅうりょう)

食生活が変わって、日本はたくさんの農産物(のうさんぶつ)を輸入(ゆにゅう)するようになった。いま輸入されている農産物を生産するには、およそ1,200万ヘクタールの農地(のうち)が必要だ。
しかし、日本はいま、460万ヘクタールしかない。たりない農地を外国から借りて、食生活をささえているといえる。

てんぷらそばの材料はどこからきたの?
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日本の食生活と世界とのかかわり

今、地球では9億人(おくにん)もの人が飢(う)えに苦しんでいる。これは世界の人口の8人に1人のわりあいになる。
一日の1人あたりの食麻Gネルギー供給量(きょうきゅうりょう)は、日本はおよそ2,200キロカロリーあるのに、4分の3しかない国が十数ヶ国もある。人口の35%以上が栄養不足で苦しんでいる国は25カ国。
そうした中で、日本ではたくさんの食品をすてたり、食べ残したりしている。
1人1日当たりの食品g用量(しょくひんしようりょう)は1,160g,食べ残しや無駄にしている量は1人1日当たり約41グラム。4人家族なら4倍して1日約160gになるという調査結果 (ちょうさけっか)がでてるんだ。これを1ヶ月当たりに計算しなおすと4人家族で4.8キログラムにもなるんだ。
みんな食料をもっとたいせつにしてほしいな。

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食品(しょくひん)ロス

食べ残しや食べ物を捨ててしまったりと、食べ物を無駄(むだ)にしてしまうということをちょっと難しい言葉だけれど、食品ロスというんだ
前に一日の1人あたり、約41gの食べ物を無駄にしていると言ったけれど、食品ロスという言葉で表すと、食品ロス量(りょう)41gとなる。
この食品ロス量が一番多いのは、「野菜類(やさいるい)」で食品ロス量全体の約40%。次に「果実類(かじつるい)」、「調理加工品(ちょうりかこうひん)」となっている。ちょっと難しかったかもしれないけど、できるだけ食べ物の食べ残しや無駄をなくしていこうね。

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食育(しょくいく)

最近(さいきん)、食育っていうことばをよく聞かない?
食育って言うのは、みんなが健康で、長生きして行けるように、食べ物のことをしっかり勉強し、正しい知ッ(ちしき)や判断力(はんだんりょく)を身につけようということなんだ。
食育という言葉は、何もさいきんできた言葉ではなくて昔からあった言葉なんだよ。昔から日本人はよい心と体をつくるためには、食べ物が重要(じゅうよう)だってことをよく分かっていたんだ。
では何をすればいいかって?そんなにむずかしく考えないでね。
まず、毎日食べる食べ物について考えてみたらどうだろう?だれがどこで作って、お店にはだれが運んでくるとか。そんなことからはじめて、先生やともだちとよく相談(そうだん)して、いろいろと調べてみてね。

ちょっと難しいかもしれないけど、食育はとても大切なことなので、食育基本法(しょくいくきほんほう)という法律(ほうりつ)も2004年にできたんだよ。
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