ADHD (注意欠陥他動性障害)

  ADHDは、英語のttention eficit yperkinesia isorderの頭文字で、日本語では注意欠陥他動性障害と言われています。ADHDは脳の発育の障害で病気ではなく知能に遅れはありません。診断は専門家がある程度長期間観察して行います。また往々にして広汎性発達障害学習障害(LD)を伴っていることがあります。原因は脳に微小な障害のため行動抑制がうまく行かないためと考えられています。ADHDの症状は、常に動いている、注意力が無い、興味を引いたことに直線的に行動する等です。この為事故に遭うことが多い、片付けている物に注意向くため片付けられない等の状態となります。しかし良く言えば活発で好奇心旺盛と言え、昔であれば少し活発すぎる変わった子でしょう。この症状は青年期になると行動を抑制する代替機能が発達し、改善することもあります。治療としては訓練が有効です。しかし学校の授業中のようにジッとしていることが求められる場合には医師の処方によりリタリン(精神高揚薬)が使われます。


軽度発達障害 DVD〜障害と支援の考え方〜

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