はじめに

馬の祖先が誕生したのが、およそ5500万年前。
人が馬を家畜化したのが、およそ6000年前。
日本に馬が渡来したのが、5世紀はじめ頃。
京都の上賀茂神社で加茂競馬が行われたのが、1093年。
イギリスで、サラブレッドと近代競馬が誕生したのが、1700年代前半頃。
横浜の根岸で、洋式競馬(近代競馬)がはじまったのが、1860年代頃。
そして、これからも人と馬の物語は続いていく・・・。


はるか昔から人間と馬とは緊密な関係のうちに生きてきました。
馬は人間にとってかけがえのない存在でした。何千年にもわたって、人と馬との絆がつづき、歴史を、文化を築いてきたのです。それは、日本だけではありません。世界の国々でも馬はその国の人々にとって歴史や文化の面で重要な役割を演じてきました。そして今日でも、なお人々のくらしや伝統の中に馬が生き続けているのです。

このホームページでは、そのような世界各地で人と馬が作り出した物語や文化、歴史について紹介するとともに、現在の競馬に関する話題も紹介していきます。